今回の出張ではアシアナのビジネスも、ANAの正規の安いチケットも取れなかったので、スカンジナビア航空のビジネスを使っていってきました。
とはいっても安い韓国発券のため、いったん福岡から韓国に渡り、そこから東京に飛び、東京からコペンハーゲン経由でドイツ入りする、という複雑極まりないものになりました。おかげで荷物はものの見事にロストバゲージになりました!
今回は2週間と言う短期間で、かなりの仕事を済ませねばならず、結構きつめにスケジュールを組んでいたので、荷物が届かず大変なことになりました。今回もホテル住まいではなくアパート暮らしだったので、私の他に誰も受取人がいなかったので、翌日は荷物を1日中アパートで待っていなければなりませんでした。日本のように便利な運送屋さんなんてドイツには皆無だから、一旦荷物を逃したら、翌日まで受け取れないし・・・
結局荷物は何度も何度も督促の電話をかけ、最後には「19時までに届かなかったら明日の配達になります」とまで言われましたが、何とか19時ギリギリに受け取ることが出来ました。ほっ!
さて、行きの機体ですが古い機体だったので傷みがひどく、さらにシートも結構ガタが来ていました。さらにビジネスも満席で、なんか窮屈な感じがしました。料理ですが、オーストリア航空と同様にフライングシェフが乗っていまして、料理をサーブしてくれましたが、オーストリア航空の方が本格的なサーブでした。
皆様がご就寝中にも私は仕事をしていたので、バーに行ってみたところ、北欧系の方と客室乗務員の方がバーで盛り上がっていましたので、私もそこに混ぜてもらい楽しいひと時を過ごさせていただきました。やっぱり英語が出来ると、世界が変わるなー、と思った瞬間でした。(少し前まではあまり英語が話せず悔しい思いをしていましたので)
そして、コペンハーゲンからベルリンに飛ぶ飛行機はとても小さな機体で、ビジネスなのに座席もエコノミーと全く同じのきつきつ状態で、おまけに隣には慎重2mのドイツ人!キャリーバックも積み込めず、これでビジネス料金を払わなきゃいけないなんて、という感じでした。さらに一番前に座っていた私に、乗務員の方が転び、思いっきり氷を2リットル分くらいぶちまけてくれました。もう震えましたよ!彼女はぶちまけた氷をまたその容器に手で集めて入れていたから、彼女もさぞ凍えたことと思います。その後の飲み物サービスでは、私にシャンパンの他にも珈琲やなんかをおまけで色々くれましたけれどね・・・でも、隣のドイツ人が笑えました。「コーラ。でも、氷は無しで!」と氷を入れようとしていた彼女に思いっきり制していました。彼女が「これは違う氷ですから」と言っても、「いやいらないから」と言い、その後私に「違うと言っているけれど、きっと集めた氷を使うに違いない」とボソッと言ってきました。
帰りの機体(ベルリンからコペンハーゲン)はなぜか機体不良でいきなり大きい機体に変更になり、だだっ広いビジネスには私一人きりで、これまた1時間の飛行ながら至れり尽くせりのサービスでした。
コペンハーゲンから東京行きの乗り継ぎが国際線なのに40分しかなく、かなりあせりましたが、これまた全速力で走り、何とか無事乗り継ぐことができ、もしものために東京1泊を組み込んでいたのですが、東京では埼玉まで母親を訪ねる余裕までありました。
そして、東京経由で韓国まで行ったのですが、東京から韓国まではアシアナのビジネスの為、これまた至福の時間を過させていただきました。
そして、韓国から帰って来たとたんに、空港近くの島が北朝鮮に砲撃された、というニュースを聞き、びっくりしてしまったのでした。
そういえば、今年の4月にバンコクにいたときも日本人ジャーナリストが狙撃されたり、とちょうど色々ある時期に海外滞在がぶつかってしまうのね、と自分のあまりものアクシデントに当たる確立に愕然としてしまいました。
アクシデントがあったため、飛行機の発着時間が遅れ、なんと同じ日にアメリカから帰ってくる主人とほぼ同じ時間に帰国、となってしまい、本当だったら2時間前に着いていたはずなので車で迎えに行こうと思っていたのに、それもできず、主人にも悪いことをしてしまいました。
まあ、でも無事帰国いたしました。ドイツでの話はまた後ほど